トンネルの上で遊んでいて上から落ちた。
軍服を着たおじさんが受け止めてくれて無傷だったけど、今の時代に軍服を着たおじさんなどいるわけもなく、そのまま消えていった。
修学旅行で京都に行った時、旅館に開かずの間があったのだが、自分一人だけで前を通ったら、なぜかドアが開いて呼ばれた気がした。
そして、入ろうとしたら、「入ったらもう戻れないよ」っと声が聞こえて、振り向いて、もう一度ドアを見たら、そのドアはチェーンでグルグル巻きになって、開くはずのないドアだった。
遠足で山に行った時、向こうの山におじさんに手招きされて、なぜかそのまま歩いてしまった。
で、ふと下を見たら崖になっていたので、そのまま歩いて行ったら死んでたかも。
山よりおじさんのほうが大きく見えたから、マジでやばかったかも。
説明下手だけど、これは小学校までにあった話。
今までにあった話。
川で溺れた時の話、流れが速すぎてどうにもならずに、流れのままに流されていた。
そして滝がある所まで流されて、もうだめだと思ったら、空間から手が出てきて掴まれて、気が付いたら川の淵に寝てた。
とりあえず、ラッキー。
競艇場でおじさんが「632を売ってくれ」と大騒ぎしていたが、周りの人も窓口の人も完全に無視して、売る気があるというか見えてないみたいだった。
どう考えてもおかしいから、そのレースで632を買った。そしたら当たって90万円ぐらい儲かった。
家でゲーム(ぷよぷよ)してたら、いきなりドアから着物を着た6人の女の人が入ってきた。
瞬間、生まれて初めての金縛りになった。首を絞められて呼吸ができず、こっちがぶち切れして払いのけたら金縛りが解けた。
そしたら、その女が、
「殺す気だったのに殺せない人間とか久しぶりだわ。それじゃあ、また今度ね」
って言って、壁の中に消えて行った。
これ以外もたくさんあるかも。
霊の話だと、死んでも霊として意識を残せる者はレアで、普通の人間は死んだら消えるだけらしい。
子供の頃から霊に「お前、すごいなあ」ってほめられたりする事が多かったんだけど、そうみたいだぜ。
お前らも死んだ後、好きに存在してたいなら、精神力を鍛えたりしたら、どうかな?