気味が悪い話一覧

家族っぽい何者か

俺の弟が小三の時に体験した話 弟はその日、学校が終わって一度ウチに帰ってから、仲のいい友達と一緒に近くの公園で遊ぶことにした。 夕方になってかくれんぼしていたら、珍しいことに父、母、俺の家族全...

黒い藁人形

別に怖くはないんですが…。 いくつかあった不思議な体験のうちの一つです。 自分の通ってた保育園のふもとにあまり大きくない池があります。 その池(ちなみに天然記念物に認定されてるとか)の遊歩道...

歯ブラシ

昔俺の大学の知り合いにしきりに歯を磨き、白くしたがる奴がいた。 そいつの歯は遠目に見れば十分白いんだが、そいつはそれでも気に入らないらしく日に6回は確実に歯を磨いていた。 そいつは歯磨き粉や歯ブラ...

透明な電車

これは、とある事がキッカケで霊感(?)を得た、オレと母の話(長文になります)。 家は社宅の二階。 オレと姉、そして母の三人家族。父親は別居していた。 中学卒業を間近にひかえた初春のある日の夜...

戻ってきなさい

昔嫌な体験をしましたので、それについて書かせていただきます。 8年程前のGW、当時僕は大学を卒業したばかりのサラリーマンで東京で一人暮らししていました。 社会人になってはじめてのGWということ...

車の鍵

俺は今日家に帰る途中、小腹が減ったのでコンビニに寄った。 なんかレジで「最中」がどうのとか揉めていたが、気にせずおにぎりを2コ手に持ちレジへ向かった。 そして会計を済ませコンビニを出て車に向かった...

変わってしまった妹

高校生の頃、いつも喧嘩してた妹がいた。 喧嘩といって他愛もない口げんかで、ある程度言い合ったらどちらかが自然と引く。 ニュースであるような殺傷事件には到底至らないような、軽い喧嘩だった。 高...

送り番

子どもの頃、ひい爺さんから聞いた話を書きます。 ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、しかも山村で育ったためいろいろと奇妙な風習を知っていて、自分が子どもの頃によく話してくれました。 ...

開かずの部屋

ずっとマンション暮らしだったある一家が、空き家だった一軒家に引っ越した。 その家の2階の廊下の突き当たりにドアに鍵がかかり、ガムテープがベタベタ貼られている部屋があったそうだ。 一家は不気味に思っ...

神社裏の小屋

もう何十年も前の小学校時代の話。 確か4年生の夏休みだったと思うけど、友だちと二人で神社の境内で遊んでた。 そこは深い山の入り口にある小さな神社で昔は地域の氏神的な扱いでお祭りもあった。 ...

家への電話

ある年の夏の終わり頃の事でした。 私が住宅街の中にポツンとあるカフェバーで働いていた時の話です。 その店はあまりお客も来ず、私と友人達の恰好の溜り場となっていました。 ある時、いつものように...

女だけのお参り

私が小学校の頃、お盆になると毎年女だけで山の祠みたいなとこにお参りに行きました。 真夜中2時頃から登り始めるんですが、皆裸足で登ります。 アスファルトは途中までで、石ころが混じった道を懐中電灯...

ビワの木

小学2年になって引っ越すまで住んでいた家について、いろいろと不思議な体験がある。 片田舎というほどでもなくそこそこ拓けた新興住宅地の片隅にある賃貸の平家だった。 一年中じめじめとした、いつも陰影を...

中古の人形

ホビー・オフで、綺麗なバービー人形みたいなのが525円で売ってたから買ったんよ。 姉の娘にあげようと思って。 で姉の家行って5歳の娘にあげたらすっげー喜んでくれて、娘は俺が帰るまでその人形とず...

しゃがみ込む女

以前、嫌な者を見たことがある。 大学1年の秋、夜8時頃だったと思う。 大学から駅に向かうバスに乗っていた時のこと。 駅に向かう途中に通る救急病院の前で停車した。 その時たまたま救急車で運ば...