軽いやつをひとつ。
もう10年以上前に雑誌で読んだ話です。
あるタレントが、古具店でアンティークなベッドを買ったのだそうです。
やや幅のあるシングルベッドですね。
一人暮らしの部屋に持ち込み、就寝した一夜目の夜に。
夜中の2時過ぎ、奇妙な気配で目が醒めました。
かすかに、自分以外の誰かの 寝息が聞こえる・・・・
それも、ごく近い位置で・・・!
寝息は、タレントの左側の位置から 途絶えることなく聞こえてきます。
薄闇のなか、タレントは目を凝らしました。
人影は見当たりません。
・・・!
タレントは飛び起きると、震える手でベッドサイドのスタンドのスイッチを入れました。
途端に、謎の寝息は聞こえなくなりました。
寝息は毎晩灯りを消し、就寝して数時間後に 必ず聞こえたそうです。
タレントが寝ている位置の、やや左側。
数日後 思い余って ベッドは売り払ってしまったそうですが・・
「気持ちよさそうに眠っている幽霊」って、実害はないのでしょうが、自分が夜中ふと目覚めた時に 何者かの 寝息が頬にかかったら・・
と思うと、心臓に悪いので めっちゃ はた迷惑ですね。