女子大生の膝に座るオッサン

194 : 194@2/1 : 2001/07/08(日) 15:13
学生時代に出会ったオッサンの話。

結構込んでいる電車の中で、見も知りもしないオッサンに膝に座られました。
迷わず私に向かって歩いてきたあたり、ちと恐怖ですね。
いくら肉付き良く座り心地最高でも、うら若き乙女なんだよ、一応。

こちらの諸先輩方の例に漏れず、視線は浴びるが誰も助けてはくれず…
教会のシスターらしき女性も、私と目が合うと慌てて視線を逸らす。
そりゃ逸らしたいだろうな。
この世には神も仏もないのだろうか…アーメソ

でも、当時精神障害(?)を題材にした論文を学校で書いていたので
「もしかしたらこの人は、こういう行動パターンなのかも!
だとしたら、突き飛ばしたりしたらダメだろう!人として!」
と脳内変換して、恥ずかしいながらも膝にオッサンを乗せたまま
自分の降りる駅まで我慢してみました。
幸い、私より先にオッサンは降車したので、突き飛ばさずに済みました。
195 : 194@2/2 : 2001/07/08(日) 15:14
次にオッサンに会ったのはその翌日の電車の同じ時間帯・同じ車両。
前日のことがあるので、椅子には座らずドア付近に立っていたら、前日と
同じ駅からオッサン再来。
窓際だからと安心していたら、またも迷わず私に近付いてきて
ぴったりと寄り添ってくる…肌触れてるって!!
いいんだ…お約束なんだ、誰も助けてくれないのは。

仕方ないから、よろけたフリして足踏んで、オッサン怯んでる隙に
自分が降りる一つ手前の駅に降車して逃走に成功しました。

それ以後、時間帯や車両を変えてみたものの、2回に1回はオッサンを
見かけるようになってしまいまして。
他に生贄でも見つけたらしく、もう私には見向きもしなくなりました。
生きててよかった、私。

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